イスラエル・エルサレムで、閣議の際に使われた木づち(2003年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/GIL COHEN MAGEN 【5月12日 AFP】オランダの裁判所は12日、脳腫瘍を患う少年(12)に化学療法を行うよう求めていた父親の訴えを退け、少年が主張していた治療拒否の権利を認める判断を下した。 ダーフィット(David)という名前のみが明らかになっているこの少年は、昨年11月に脳腫瘍を発症。手術を受けて無事に腫瘍を除去した。裁判所が発表した声明によると、少年は放射線治療を受け、「治った」と判断されたという。 医師らは術後の治療として化学療法も受けるべきだと勧めたが、ダーフィット君はあらゆる術後療法を拒否し、母親も支持したという。またオランダのメディアによると、ダーフィット君は代替医療による治療を望んでいたという。 一方、この母親と離婚していた父親の男性は、北部アルクマール