安倍首相、1カ月超会見なし GoTo混乱も「閣僚が説明」 2020年07月25日07時33分 安倍晋三首相の記者会見が、6月18日を最後に1カ月以上も途絶えている。首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、政府の「Go To トラベル」キャンペーン迷走で日本中を混乱させているにもかかわらず、対応は担当閣僚らに任せきり。首相自身が説明を尽くすよう求める声にも、沈黙を続けている。 【点描・永田町】「3A1S」会談復活の裏舞台 「検査能力にはまだ余裕がある。専門家も言っているように、(緊急事態宣言を発令した)あの時とはまだ状況が異なる」。首相は24日、首相官邸を出る際、記者団の質問に答え、再発令を否定した。やりとりは約1分。首相はその足で東京都内の私邸に帰った。 首相は2月29日に、新型コロナへの政府対応を説明するため会見。これ以降、緊急事態宣言の発令や解除など節目ごとに会見に臨み、