2つ以上の視点で語れていない状態を目の当たりにすると、何故か無性に腹が立ってくる。 僕が大人になりきれていないからなんだろうか。 僕がシステム・エンジニアであった頃の苦々しい経験を思い起こさせるのかもしれない。何を根拠に具現化できると言えるのかと。ユーザの視点が全てではない。 システム案件で、食えない営業マンは顧客の言いなり、あれも出来る、これも出来る、しかも自分のノルマ主体で価格も手打ちしてきてしまう。結果的にシステムは継ぎ接ぎだらけのフランケンとなり、納期は押し、顧客の満足度は下がり、コストもかかって赤字案件...なんて自体に陥る。 ユーザ(要件)の視点、エンジニア(具現化)の視点、ビジネス上(経済合理性)の視点、これらが伴わなければ不幸が訪れる。リアルなビジネスにおいては。