実に360人もの人がブックマークしたシュレーディンガーの猫の核心という記事が、なぜピントずれのトンデモ記事なのかを、専門用語を一切使わずに説明してみます。文系の人どころか、中学生にもシュレディンガーの猫の核心がわかるように 説明してみます。*1 量子とは何か よく、「電子や光は、粒子でも波でもなく、量子なのだ」と言われます。 でも、この量子って、「何」なんでしょう? 一般人の生活感覚からすると、量子というのは、あらゆる異質なものの中で、もっとも異質なものです。 どのくらい異質かというと、あまりに異質すぎて、僕たちが日常知っているいかなるものとも、少しも似ているところが無いほどです。 だから、「量子というのは、要するに○○みたいなものだ」ということは出来ません。 だって何にも似ていないんだもの。 量子とは、日常知っている何かに例えて説明することができない「何か」なんです。 いや、もっというと