前回の記事にはいろいろな反応をいただきました。ありがとうございます。 今回は話をさらに大胆に進めてみましょう。私は、広告の役割が「非日常」から「日常」へと移行しつつある、と思っているのです。 毎日見ている広告が「非日常」? ありふれた日常的なモノじゃないの? おっと、そう思われるのも無理はありません。でも、広告を打つ側にすれば、あれは間違いなく「非日常」の出来事なのです。 広告はお祭りから、日常の体験へ テレビCMに代表される従来型の「マス広告キャンペーン」を企画する仕事は、自分自身でも8年やっていたのでよく分かるのですが、ひと言で言うと「お祭り屋」です。 新商品の発売開始や雑誌の新創刊や、季節のイベントに合わせたプレゼントの告知など、「いつもとは違いますよ!」とアピールしてみんなの関心を引く。これが、非日常イベント(お祭り)の設計者である、広告クリエーターの仕事です。 これは消費者に商品
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