韓国で感染が広がっている「MERSコロナウイルス」で、患者がいた医療機関を訪れていたなどとして症状は出ていないものの、自宅での隔離の対象となっていた日本人2人が、すでに日本に帰国していることが関係者への取材で分かりました。厚生労働省も韓国で患者がいる医療機関を訪れ、帰国した複数の人について健康状態を確認していますが、いずれも患者との接触歴はなく、発熱などの症状はないということです。 韓国政府によりますと、日本人はいずれも症状が出ていないため、自宅での隔離の対象となっていましたが、関係者は隔離の対象となった日本人2人が、すでに日本に帰国していることを明らかにしました。 関係者によりますと、2人は患者がいた医療機関を訪れたため、念のため、自宅での隔離の対象者になったということで、症状なども出ていないということです。 厚生労働省によりますと、韓国で患者がいる医療機関を訪れ、日本に帰国した複数の人