大相撲初場所は、平幕の栃ノ心が27日(14日目)の取組に勝って1敗を守り、28日の千秋楽を待たずに初めての優勝を果たしました。平幕力士の優勝は平成24年夏場所の旭天鵬以来6年ぶりです。 栃ノ心は27日、同じ平幕の松鳳山と対戦し、寄り切りで勝って、13勝1敗とし、千秋楽を待たずに、初優勝を果たしました。 栃ノ心は今場所、得意の左上手を取っての力強い四つ相撲がさえて、序盤で大関2人に連勝し、7日目に鶴竜に敗れたものの、その後も白星を積み重ねていました。 平幕力士の優勝は平成24年夏場所の旭天鵬以来およそ6年ぶりで、ジョージア出身の力士の優勝は初めてです。 大相撲初場所で初優勝を決めた栃ノ心は「本当にうれしい。こんな日が来るとは思っていなかったし、きょうは最高の日になった」と笑顔で喜びを語りました。 そして4年半前に右ひざの大けがで幕内から下まで落ちた経験を踏まえ、「けがで入院したときは辞めよう