このところの円安傾向で、中国生産品が国内工場へ逆戻りしている。 国内縫製をしてもほとんど変わらなくなったアイテムも多い。国内縫製業者はこのところ、減少し続けていたから、各工場に注文が殺到しており、スペースの確保が難しくなっているというのが現状である。 先日、自主ブランドを運営するデザイナー氏が縫製工場を確保できなくなって困っているという話を伺った。 大手が次々と縫製拠点を中国に移す中、残った国内縫製工場を支えていたのは小規模ブランドだった。 このデザイナー氏も中には1型50枚というオーダーもあったが、平均すると1型100枚水準は守っていた。 縫製工賃も不当に買いたたいたことはない。 ところが、大手が国内回帰すると「ワシらはシンプルな商品を大量に縫いたいんですわ」となかなか仕事を受けなくなりつつあるという。 生地産地の企業もそうだが、製造加工業者の多くは本当に「喉元過ぎれば・・・・・・」とい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く