怒りの川崎F 鹿島との天王山“水差された” 【鹿島―川崎F】Jリーグの天王山が中止となった。12日にカシマスタジアムで開催された首位・鹿島と2位・川崎Fの直接対決は大雨によるピッチコンディション不良のため、後半29分に打ち切られた。試合の取り扱いは15日のJリーグ理事会で決定するが、残り16分で3―1とリードし勝利目前だった川崎F側は反発しており、Jリーグに要望書を提出する。 【J1結果】 雨のピッチで川崎Fイレブンが怒りを爆発させた。DF森が目を血走らせ怒鳴り散らせば、2得点の鄭大世は抗議の意思表示なのか座り込んで動かなかった。残り16分、3―1とリードの状況でピッチコンディション不良のため試合が中止。鄭大世は「納得できるわけない。ふざけるな!」と涙目で声を荒らげた。川島は「そのまま勝てたのに」と悔しがり、中村は「こういう形で幕を引かれるのはちょっと…」と険しい表情を浮かべた。