『放浪の画家 ピロスマニ』以降、ジョージア(グルジア)映画に注目してきた岩波ホールは、創立50周年にあたる本年、『花咲くころ』に始まり、テンギス・アブラゼ監督『祈り』3部作、10月の「コーカサスの風ジョージア映画祭2018」を上映。そして18年のジョージア映画のラストを飾るのが、本作『葡萄畑に帰ろう』です。 監督は『青い山 本当らしくない本当の話』の名匠エルダル・シェンゲラヤ、85歳。 『放浪の画家 ピロスマニ』のギオルギ・シェンゲラヤ監督を弟に持ち、ジョージア映画界の最長老として多くの人々に尊敬されています。 ジョージア国会副議長を務めたこともある監督は、2006年に一切の政治活動を辞し21年ぶりに本作を完成させました。 実際に政界に身を置いていた経験があればこそ描くことができた権力社会への痛烈な風刺を、大らかなユーモアで包み、ジョージアの魂=葡萄畑が広がる故郷への愛を謳いあげます。 <
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