とうとう来ました、暑い夏。海水浴場やレジャープールでの水遊びは、心身ともに成長する時期の子育てには、うってつけです。楽しい夏の思い出をみんなで作り、共に心にしまうことで、秋には誰もが「子供が成長したな」と実感します。今回は、水難事故の確率を減らすことができる、海のウエイディングをご紹介します。 水遊びは、熱中症から身体を守ってくれます。例えば海水温は高くてもせいぜい30℃程度で、本州で普通は27℃くらいです。気温が高くても海水に一部を浸けるだけで、身体全体を冷やすことができます。その一方で、新型コロナウイルス感染防止対策の影響で、今年は水難事故から自分たちで身を守らなければならない場面も増えそうです。そこで、今年は事故の確率をグッと減らすことができる、海のウエイディングの出番です。 ウエイディング(wading)とは、水底歩行、すなわち浅い水辺を歩いて活動することです。スイミング(swim