人工知能(AI)の進化度合いを測る"物差し"の一つとして、ながらく国内では「将棋」が使われてきた。だが、研究対象としての将棋は終わりを迎えつつある。将棋に代わり、AI分野で注目されているゲームが「人狼」だ。最新ゲームAIの実像と人狼の魅力に迫った。プロ棋士と将棋用のAIがつばぜり合いを演じる「電脳戦」は、将棋ファンならず多くの人の注目を集めた。2013年には、プロ棋士が初めてAIに敗れるなど、
みなさんは「人狼」というゲームを、ご存知だろうか? ある村に、村人に化けた狼が潜んでいる。見た目は村人と同じなため、誰が狼なのかはわからない。狼は夜になると、村人たちを一人ずつ攻撃して食べていく。ひとり、またひとりと減っていく村人たち……。 いったい誰が狼なのか? 村人たちは協力し、話し合いをしながら狼と思われる人物を一人ずつ処刑していく。──と、いうのがおおまかなゲームの流れである。 ・汝は人狼なりや? 1986年にロシアで考案された、市民とマフィアが争う「Mafia」というゲームをベースに、2001年にアメリカのLoony Labs社が「Are You a Werewolf?(汝は人狼なりや?)」を発売。日本では、2002年に発売された「タブラの狼」というカードゲームが一番有名だ。 ・スマホアプリで人気が再燃 最近はiPhoneアプリでできる人狼も登場し、派生ゲームやリアルイベントも多
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