「あんきも」は、もはや定番の肴になっています。和食系の店では季節になるとだいたい「あん肝ポン酢」がありますね。 アンキモをどうやって作っているのか? その仕込み方・作り方の一例を紹介しておきましょう。 まずはアンコウを解体。 アンコウを捌いたら出てくる内臓の一番大きいのがキモです (右上のボール) 驚くほど大きいのが分かりましょう。 鮟鱇本体よりも肝の方が値打ちがあるとさえ言われたりします。そんな理由で、この肝だけが別売りにされてもいます。 アンキモはソーセージ状に形成して、それを蒸して使うのが普通です。その形にする為に適した処理をします。 (1)まず、さっと水洗い (2)大きな血管を除去します。 包丁と骨抜を使うと効率的。 血を洗い流す (3)小さくカットします。 加熱した時にそれぞれの断片が接合するように、切り口が多いほうがいいですね。大きさを揃えた乱切りにするといいでしょう。 (