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2023年3月29日のブックマーク (2件)

  • We第15号/短詩グラマトロジー 第九回:交差呼応 斎藤秀雄 - 続・知青の丘

    この連載の第六回で、「濫喩」を、中村明による定義を借りて《感覚の交錯や論理的な矛盾を抱えた比喩などを提示して刺激する修辞技法》(『日語の文体・レトリック辞典』、東京堂出版)にまで拡張しておいたのだが、いま思えばこれは拡張のし過ぎであった。《感覚の交錯》(つまり共感覚的な表現)についていえば、むしろ〈異例結合〉と呼ぶべきかもしれない。例えば川端康成『雪国』には、異例結合が頻出する。「甘い丸さ」「静かな嘘」など。 さて、これを複数のフレーズにまたがって交差させたものが〈交差呼応〉である(とはいえ、のちにあげる例においてのように、必ずしも「異例」ではないものも含める。詩的効果が生じるかにのみ、焦点を合わせたい)。中村は《彗眼で聞き、地獄耳で見る》(同前)という例をあげている。

    We第15号/短詩グラマトロジー 第九回:交差呼応 斎藤秀雄 - 続・知青の丘
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    hidex7777 2023/03/29
    『We』15号に掲載した、拙稿をブログに載せていただきました。『We』編集の加藤知子さんのブログです。ぜひ読んでいただきたいです。
  • 百年の知恵=移民と「日本精神」=遠隔地ナショナリズム=第15回 ブラジル日本会議が発足=国境越えて想いを共有 – ブラジル知るならニッケイ新聞WEB

    ホーム | 連載 | 2008年 | 百年の知恵=移民と「日精神」=遠隔地ナショナリズム | 百年の知恵=移民と「日精神」=遠隔地ナショナリズム=第15回 ブラジル日会議が発足=国境越えて想いを共有 ニッケイ新聞 2008年8月9日付け NHKが発端で、こんな〃事件〃も起きた。 〇五年六月、中国全土で反日デモが連日行われ、小泉首相の靖国神社参拝に対する批判が相次いでいた。同年六月七日付けニッケイ新聞にでた「中国政府に抗議へ=日系人が集会予定=東洋人街で十一日」という小さな記事が異例の反響を呼んだ。 ことの発端は、NHKで中国での反日デモの様子をみたバイリンガル二世男性(六十代後半)と同年代の戦後移民男性が憤慨し、「中国政府に対して平和的抗議集会を開こう」と意気投合、その足で来社したことだ。 その二世男性は行進とか、中国総領事館に抗議活動という意図はなく、「プラカードを手に持って立って

    百年の知恵=移民と「日本精神」=遠隔地ナショナリズム=第15回 ブラジル日本会議が発足=国境越えて想いを共有 – ブラジル知るならニッケイ新聞WEB