ひらがなもよくわからない2歳児が、スーパーのお菓子売り場の棚に並んでいるチョコレートのパッケージに印刷されたメーカーのロゴを指さして「めいじ!」とか叫んでいます。 CIの専門家になるようにロゴとメーカー名を印刷したフラッシュカードで英才教育を施された、なんてわけはなく、どうやらテレビコマーシャルで自然に覚えたようです。亀倉雄策がデザインした明治製菓のロゴ(もうすぐ新しいロゴになっちゃうそうですね)が際だっているというのも理由の一部ではあるとは思うけれど、テレビやテレビCMのフォーマットが人に印象を刷り込む力は恐ろしく強いと実感させられます。一億人を総白痴にも総インテリにもできうる力、上手に使えば幼児にひらがなや数の概念なんかを刷り込むのにも有効なんだろうとは思うけれど、どうもこのメディアはそういう方向には作られていない気がします。 話変わって、和歌山カレー事件。 最高裁判決が出て、久しぶり