2021年11月11日のブックマーク (2件)

  • 初めてプレイする『メガテン』は「今までなんとなくやらずにいた」のを後悔する面白さだった。『真・女神転生V』は徹底して丁寧にプレイヤーを導き、心を込めて谷底に叩き込むゲームだ

    当初は断ろうかとも思ったのだが、プレイしたことがないとはいえ、ずっとこのシリーズに興味があったのも確かだ。私は東北のど田舎で生まれ育ったのだが、なぜかそんな決して子供の数も多くはない土地に、『真・女神転生』シリーズを熱狂的に支持するマニアックな子供達が何人もいた。特殊な地域だったのかもしれないが、そんなカルトな子供集団が当時は色んな地域に発生していたのではないかとも思う。 なのでそんな友人の家に遊びにいくと、『真・女神転生』を遊んでいる姿を皆で見守るというゲーム鑑賞会が始まるのだが、当時から、『真・女神転生』というゲームの持つその独特な世界観、悪魔召喚プログラム、悪魔合体に代表される独特なシステムには惹かれるものを感じつつ結局自身で没頭してプレイすることはなかった。 その最大の要因は当時3Dで描かれるダンジョンにどうしても私自身が馴染めなかったというか、自身の空間把握力のなさに絶望してしま

    初めてプレイする『メガテン』は「今までなんとなくやらずにいた」のを後悔する面白さだった。『真・女神転生V』は徹底して丁寧にプレイヤーを導き、心を込めて谷底に叩き込むゲームだ
  • 「86」と「CR-Z」は、なぜ明暗が分かれたのか

    今の40歳前後以上が青春真っ盛りだった1980~90年代前半ごろといえば、スポーツカー全盛期だった。中でも「ライトウェイトスポーツカー」と呼ばれ、200万~300万円前後の新車価格を付けた小型かつ軽量なモデルは「頑張れば手が届く」クルマとして、若者を中心に新・中古車市場を問わず人気を誇ったものだ。 現代に復刻した2台のライトウェイトスポーツカー その後、スポーツカー不遇の時代を経て、現代に復刻した2台のライトウェイトスポーツカーがある。トヨタ自動車がスバル(富士重工業)と共同開発した「86」(スバル名「BRZ」)とホンダ「CR-Z」だ。86はトヨタが1983~1987年に販売していた「カローラ/スプリンター」のスポーツモデル「レビン/トレノ」の車両型式番号「AE86」を車名の由来として2012年に登場。CR-Zはバブル前後に人気を博したコンパクトスポーツ「CR-X」を彷彿とさせる、世界初の

    「86」と「CR-Z」は、なぜ明暗が分かれたのか