建設現場で落っこちた経験談 私が「足元注意」を身をもって思い知らされた、2つの経験談をお伝えします。 ご一笑いただくと共に、建設現場では、いまいちど「足元注意」を意識するようにしてください。 火薬貯蔵庫の土木工事で足元注意! これは私が某ゼネコンに入社し、本社での研修を終え、現場に配属されたばかりの頃の話です。 最初に配属された現場は、愛知県の山の中に、火薬の貯蔵庫を構築する土木工事の現場。 新人だった私は測量の練習もかねて、排水路設置のための現況測量の手伝いをすることになりました。私がトランシットをのぞいて、先輩が測定点をミラーを持って動いて測定するという形で、測量作業を進めていました。 作業終盤に差し掛かると、2~3メートル程度の高低差があり、トランシットの足元を計測するには、ほぼ真下を覗き込むような急角度の計測となりました。 トランシットをのぞき込んでも、計測のためのミラーが見えない