長崎市は、長崎市と合併した旧高島町の端島、いわゆる「軍艦島」を長崎市の観光資源として保存活用するため、技術面の検討のための予算を講じる。伊藤一長市長が、平成17年第2回市議会定例会の冒頭に述べた施政方針で趣旨を明らかにした。 「軍艦島」は、長崎港の南西約19?の沖合にあって、廃虚と化した日本最古の高層住宅群で知られる。この島の大半を所有していた三菱マテリアルが2002年、同社所有分を高島町に無償で譲渡した。 6.3haしかない狭い島内には、1916年完成の7階建て鉄筋コンクリート造アパートをはじめとして、20棟以上の集合住宅がひしめき合う。大正から昭和にかけて当時の先端技術を投入して建設した。最盛期には5000人を超える人々が暮らした。74年の炭坑閉山で無人島となり、建物の風化が進んでいた。 ■さらに詳しい情報はKEN-PlatzのWebサイトでご覧いただけます。nikkeibp.jpで
健康食品市場が急拡大している。その規模ざっと2兆円。消費者の健康志向の高まりもあるが、厚生労働省が健康効果の表示を許可する特定保健用食品(トクホ)という制度の存在も大きな要因だ。トクホと認められている食品は今年5月で500品を突破した。 そのトクホについて、興味深い調査データが発表された。テレビの健康情報番組を多く視聴する人ほど、トクホ製品を多く購入するという。群馬大学の高橋久仁子教授が今年5月14日、第59回日本栄養・食糧学会大会で発表したものだ。 お客はテレビに影響される 調査は、具体的なテレビの健康情報番組の視聴量を尋ねた上で、日常の食品購入や喫食など食行動を分析している。番組を多く視聴する群ほど、食品の健康効果に関する興味が高く、栄養バランスを考えたり、食べる品目数を多くしたりするという傾向も確認できたという。つまり、健康情報番組を多く視聴する人ほど健康に関する知識が豊富に備わり、
「え、使えないのか」―。2004 年10 月23 日、土曜日の午後5 時56 分、新潟県小千谷(おぢや)市を中心とした中越地方をマグニチュード6.8、最大震度7 の地震が襲った。このときに被災した森永乳業の木村康二執行役員情報システム部長は、業務の再開に際して、思いもよらぬ問題に頭を悩ませた。 新潟県長岡市にある関連会社の工場や物流拠点が使用不能になるほどの被害を受けた同社だが、翌日の日曜日には代替拠点を確保していた。拠点の切り替えを想定した、業務とシステム両面での定期的な訓練を、数年前から続けてきたおかげだった。 なんとか月曜日からの業務を止めずに済むと思ったのも束の間、現場から「システムが使えない」との連絡が入った。システムは神奈川県のデータセンターで一括管理していたので、いつでも切り替えられた。だが、システムに接続するためのパソコンと通信回線がなかったのだ。長岡の拠点が小規模なこ
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