僕は、「プログラマのための***」という続き物をボチボチと(きわめてボチボチと)書いていますが、タイトルに「常識的な知識は仮定するよ」って意味を込めています。んじゃ、「プログラマの常識」って、それなによ? って、実はハッキリしない。 別な事情もあって、「プログラマの常識」をハッキリさせたほうがいいな、と感じたりしてます。客観的な基準なんて求めないのだけど、「プログラマのための***」で暗黙に仮定している常識、それを少し明白にしたいのです、個人的にね。 思い付き順にバババッと並べるけど、次のようなことを知っていて欲しい: コードもデータも(それが所詮ビットコンビネーションだという意味で)一様なこと。 メモリセルには、そのコンテンツ(中身)とアドレスがあること。 コンテンツもアドレスも、やっぱりビットコンビネーションとしては一様であること。 コンピュータの実行は、順次実行以外に、無条件または条
去年末から話題のサイトといえば「きっこの日記」をおいて他にはないだろう。そう、MAXファンのヘアメークの日記でありながら、「構造計算偽造」問題に絡んで「スクープ」ともいえるネタを公開したことでネット内の関心を集め、ジャーナリストにも「こいつ何者だ?」と言わせ、さらには民主党議員まで引っ張り出してきたっていうスゴいサイトだ。中には「これはスクープを公開するために匿名の架空の日記で出しておいて、それをマッチポンプ的に報道するための偽装サイト。きっこというのは複数の可能性もある」なんていう陰謀論まで飛び出す始末。でも、おれのポリシーは「原典に当たれ」ってのはご存じの方も多いだろう。きっこ=横山希美子さんのことを知りたかったら、きっこの日記を全部読むことからはじめなきゃ、と思って開いてみたら、実に5年分もあって、しかもここ2年くらいは毎日5000字くらいの文字量があるというわけで、本当に大変な作業
P2Pファイル交換ソフト「Winny」開発者の金子勇氏を招いた公開研究会が、都内の国際大学GLOCOMでこのほど開かれた。金子氏は「匿名性と効率性の両立を目指した」とWinny開発の意図を語り、“ポストWinny”の姿も示唆。Winnyの倫理を論じるパネルディスカッションにも耳を傾けた。 「匿名性と効率性は、基本的にはバッティングすると思っていた」――金子氏がWinnyを開発したきっかけは、匿名性の高いファイル共有ソフト「Freenet」との出会いだ。Winnyは、Freenet的な匿名性を保ちつつ、多段中継やキャッシィングの仕組みなどを活用することで、Freenetよりも効率的なファイル共有システムを目指したという。 その目的はある程度達成され、Winnyは多くのユーザーの支持を得た。ただ「Winnyには、未解決の技術的テーマがある」金子氏は語る。放流されたファイルの管理と、システムのオ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く