デーツは、西アジア原産のヤシ科の常緑高木の果実です。 デーツの歴史は非常に古く、メソポタミアや古代エジプトでは、 紀元前6000年代にはすでに栽培が行われていたそうです。 デーツは、旧約聖書には「エデンの園の果実」、 イスラム教の聖典コーランには「神の与えた食物」 と記載されているそうです。 古代エジプト時代ではデーツは主食とされていたそうです。 中国では漢方薬として用いられ、 日本でも平安時代から食べられていたそうです。 クレオパトラも美容のためにデーツを 好んで食べていたと言われています。 イスラム教徒は断食前後の栄養補給として デーツを食べる習慣があります。 デーツは砂漠地帯の過酷な環境で育成します。 その生命力の強さから「生命の木」と称され、 富の象徴となっています。 砂漠を移動するキャラバンは、 デーツとミルクだけで飢えを凌ぎ、 長い旅を続けていたそうです。 出掛ける際はデーツを