デッドスペースになりがちな階段下のスペースを、収納やトイレ、書斎などに活用したいと考える人は多いでしょう。しかし、上手につくらないと使い勝手や居心地が悪くなることも……。そこで、一級建築士の越野かおるさんに、4つのプラン別に設計のポイントや注意点を伺いました。 【プラン1】階段下を収納にする 階段が家のどこにあるのかでしまう物を決める 建売住宅の場合、階段下が収納スペースになっている間取りを多く見ます。また、注文住宅を建てる場合には、階段下を収納スペースにしたいと考える人もいるでしょう。 「階段下に収納スペースがあっても、何をしまおうか悩む人は多いようです、しまう物は、階段が家のどこにあるかで決めるとよいでしょう。例えば、洗面室に近いなら洗濯や掃除に使うグッズや買い置き品、トイレに近いならトイレットペーパー、キッチンに近いなら食品や飲料の買い置き品をしまう場所にすると便利に使えます。 ある