今、米国の音楽業界を席巻しているのが「Pandora」というサービス。有名ミュージシャンの曲をタダで聴けるネットラジオだが、大きな利益をミュージシャンに還元する仕組みを構築しながら、無名ミュージシャンをスターダムに押し上げる登竜門としても機能している。この「Pandora」を日本から使う方法を解説しよう。 これまでも「無料で音楽が聴ける」ことを売りにするネットサービスは多くあったが、違法性が高かったり、大手レコード会社の協力を取り付けられずラインナップがしょぼかったりと、問題含みだった。 そんな中、「Pandora」は、広告と有料ユーザーによる高い収益性を実現した初めてのサービスで、有名アーティストには億単位、中堅クラスにも数千万もの利益が還元される。「Pandora」からスターダムにのし上がったミュージシャンも多く、iTunesStore以降の音楽サービスの大本命と言えるだろう。 ただし