ホームページを閲覧しただけで、そのパソコンが本人の同意のないまま、仮想通貨を獲得するための「マイニング」と呼ばれるネット上の作業に違法に利用されているとして、関東など全国各地で、警察が摘発を進めています。 一方、専門家の中には規制する法律の解釈が十分に定まっていないという指摘もあり、議論を呼んでいます。 マイニングとは、インターネット上で行われる仮想通貨の取引の膨大なデータをコンピューターで計算しネット上に記録する作業のことで、誰でも行うことができ、対価として仮想通貨を受け取れます。 このマイニングをめぐっては、ホームページの閲覧者のパソコンが本人の同意を得ないまま利用されるケースが去年秋ごろから全国で相次ぎ、関東など全国各地で警察が摘発を進めています。 警察庁によりますと13日までに全国の10の県警があわせて16人を検挙していて、このうち神奈川県警などは神奈川県平塚市のウェブサイト運営業