毎回、拙作が言葉であたらしく形どられているのをみて、こういう話だったんだなあと、ようやくわかります。 https://twitter.com/ntmcm/status/1030089729356615686 いいこと言うなあ。 * * * 「終われない」って辛いことなのだな、と思った。 自分で始めたはずの営為でも、あるいは誰かに投げ出されたような状況でも、いつの間にか前に進んでいる実感がなくなって、かといって後ろに戻ることもできなくて、時の過ぎるままどうしようもなく立ち尽くしてしまうようなことが、人の生には確かにある。 そんな、自分からは終わらせることができない業のようなものを終わらせてくれる者がいるとしたら、例えその者の本質が呪いだとしても、その行いは救いであるのかもしれない。 本作においても貞子の存在が呪いであり、人を殺すモノであることには変わりがない。にもかかわらず、舞台を終わってし
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