司法試験:勝利のアルゴリズム 現在、フリーの司法試験系講師(主にBEXAとTACにて講義・教材等を提供中)になった中村充が、受験生時代(2005.11.9まで)から続けているブログです。 司法試験・予備試験・法科大学院入試対策の方法論を中心に書いています。 と問われて、どんなイメージ・答えが浮かんだ? 講師・予備校等による“完全解”を目指した答案例、受験生の模範・優秀答案や再現答案、あるいはそういった答案のパーツとなる判例や論証等(以下、これらを「正解答案」と総称する)の記憶・理解がまず浮かんだ人がほとんどではないかと思う。 しかし、その論文対策は、少なくともズレているといわざるを得ない。 確かに、事前に知っている問題と全く同じ問題が本試験で出たら、その正解答案の記憶を正確にアウトプットできるかの勝負になる。 しかし、本試験問題(や正解答案)の漏えいでも受けない限り、事前に知っている問題と