こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日は今のところはまだ、 取り上げられることの少ない、 放射性ストロンチウムの内部被曝についての話です。 放射性ストロンチウム90は、 セシウム137や134と共に、 原子炉から放出される可能性のある、 放射性元素です。 その量は放射性ヨードと比較すれば少ないのですが、 内部被曝の場合、 ストロンチウムは骨に取り込まれて、 長期間排泄されません。 そのため骨への被曝の影響が危惧される点と、 セシウムと同じように放射線の半減期が長いので、 環境を長期間に渡り汚染し続ける、 と言う点が大きな問題です。 ストロンチウム90の物理学的半減期はおおよそ29年、 つまりその放射能は、 29年経ってようやく半分になります。 その一方で、 ストロンチウムの