ロック歌手の矢沢永吉(70)がスポニチ本紙の単独インタビューに応じ、未発売の伝説的なライブ映像3本を初めて有料配信すると明らかにした。コロナ禍で音楽活動ができない状況が続いており「デビュー48年で初めての経験。俺だって食わなきゃいけない。社員食わせなきゃいけないんだ」と死活問題であることを強調。「時代は来てる。俺、新しい扉を開けるよ」――。70歳の永ちゃんが動きだした。 【写真】2019年「ROCK MUST GO ON」ツアーの横浜アリーナ公演で熱唱する矢沢永吉 矢沢が所有する東京・赤坂のスタジオ。コロナ感染拡大後初めて会ったが、現れるなり「毎日毎日、待機待機待機で。俺もちゃんと家でじっとしてましたよ。でもね、そんな生活も2カ月超えると、クゥーッ!」と悶絶(もんぜつ)しながら爆発寸前。 自らレコード会社もライブ制作会社も経営し、スタジオの利用客も激減。「もう、足踏みしてるわけにはいかない