一年間、はてなダイアリーは全く使われていませんでした。そんな訳で、再開。今まで、書きためているものを順次アップしようと思う。タイトルも変えました。出典は伝道の書(伝道者の書、コヘレトのことば、Ecclesiastes、Qohelethなどなど)1:2。ヘブライ語のままです。意味は・・・「あらゆることは蒸気」。とらえ所が無い、とらえて自分の思う通りにはならない、そんな現実。まあ、最近の気分です。 人はどのように生きていけばいいのでしょうか。何を目的にして生きていけばいいのでしょうか。そのような質問に対する答えを伝道の書はわたしたちに与えてくれます。あまり一般的ではない聖書の書ですが、しばらく共に学び、考えてみたいと思います。 I. 伝道者(コヘレト)とは誰か(1:1) 伝道の書は「伝道者」と呼ばれる人の言葉が記されています。「伝道者」と聞くと、人々にキリストの福音を語り、信仰へと導いていく人