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2009年3月14日のブックマーク (2件)

  • 丸山眞男を読みなおす - 池田信夫 blog

    丸山眞男は、おそらく戦後の思想家としてもっとも多く語られてきた人物だろう。彼の正式の著作は少ないが、その講義録や座談集まで数多く出版され、いまだに研究書が出される。そこには戦後の「進歩的知識人」の黄金時代へのあこがれもあるのかもしれない。書もその一つで、これまでの多くの研究書とは違って、時事的な「夜店」の部分を捨象し、日政治思想史という「店」の部分に絞って丸山の思想の発展を跡づけたものだ。 しかし残念ながら、店に絞ると、丸山の学問的な業績はかなり怪しげなものといわざるをえない。代表作である『日政治思想史研究』も、彼の解釈は近代化論的な思い込みを荻生徂徠に読み込むもので、文献学的には疑問が多いとされている。むしろ丸山の領はジャーナリスティックな「夜店」にあり、「店」のほうはそれにアカデミックな飾りをつけたものと思ったほうがよい。 丸山が生涯を通じて闘ったのは、彼が晩年の論文

    hihi01
    hihi01 2009/03/14
    私にとっての源氏物語、小林秀雄にとっての本居宣長
  • 村上春樹氏「ネットの正論原理主義」は意味不明 - 新温暖化メモ

    村上春樹「ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思う」より引用。 一方で、ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思うのは、ひとつには僕が1960年代の学生運動を知っているからです。おおまかに言えば、純粋な理屈を強い言葉で言い立て、大上段に論理を振りかざす人間が技術的に勝ち残り、自分の言葉で誠実に語ろうとする人々が、日和見主義と糾弾されて排除されていった。その結果学生運動はどんどん痩せ細って教条的になり、それが連合赤軍事件に行き着いてしまったのです。そういうのを二度と繰り返してはならない。 けれど、村上さんの「ネット空間にはびこる正論原理主義」って具体的言及がなく、これだけが一人歩きしているみたい。 文芸春秋を要約すると、村上春樹さんが憎むのは個人ではなく「システム」、特に取り上げられているのはオウム真理教事件。その次が自らの体験した1960年代の学生運動。でも、そこから何で一気に「ネッ

    hihi01
    hihi01 2009/03/14
    村上春樹はなにをとちくるってんでしょうな。ブログでもやったらいいのに。