東日本大震災からの復興に使うお金に充てる、所得税の「復興増税」が1月1日からスタートする。住民税の増税は2014年6月から始まる。復興予算では、被災地以外に使われる流用が問題になっており、使い方を改めてチェックする必要がありそうだ。 当初5年間で復興のために使う予算19兆円のうちの10.5兆円を復興増税でまかなう仕組み。所得税は13年1月から25年間、税額の2.1%分が、住民税は14年6月から10年間、年1千円が上乗せされる。法人税は12年4月からから始まっており、3年間税額の10%分高くなる。 関連記事復興予算で下水道事業 国交省主導で524億円(12/29)復興予算、35事業168億円凍結へ 被災地向けに限定(11/27)復興予算「被災地を優先で」 財務省が基準づくり(9/28)復興増税、初年度5300億円 来年度予算案で見積もり(12/24)復興予算、停止は168億円だけ 流用すで