>もし7月21日に衆議院解散、8月30日に総選挙だとしたら、その間衆議院議員はいなくなるのですか。 はい。そのとおりです。衆議院議長が「衆議院を解散する」と言った瞬間に、言った議長も含め、すべての衆議院議員は失職し、「前」衆議院議員という肩書になります。議長の「これにて閉会します」という一言もありません。それを言う議長も既に失職したからです。議員が議場からの退出する時は、もう衛視(警備員)は敬礼しなくなります。正確には「前」議員であって、もはや一般人だからです。 首相と国務大臣の過半数は国会議員であることが求められます(憲法第67条第1項、第68条第1項)。首相や国務大臣が衆議院議員の場合、衆議院の解散により国会議員(衆議院議員)を失職したわけですから、その資格を失います。 ただし、内閣そのものは、総選挙後の臨時国会で新しい首相が指名され、天皇により任命されるまで、引き続きその職務を行いま