ダイソン球殻を語る。 トップページ>宇宙生物学の目次>ダイソン球殻 ダイソン球殻とは 太陽電池は、太陽光を受け電気エネルギーとして取り出す技術である。 それは、太陽の放射エネルギーを回収して再利用するという発想である。 太陽電池パネルの面積が大きければ、回収できるエネルギーは面積に比例して増加する。 地球の全表面を太陽電池パネルを覆ったとしても、太陽放射のエネルギーのすべてを回収することはできない。 太陽は全方向に放射しており、地球に届くのは、その一部であるからだ。 そこで、太陽全体を太陽電池パネルで球殻状に包み込んだらどうなるだろう。 太陽の放つ放射のすべてを、太陽電池パネルで受け止めることができる。 このような構造物をダイソン球殻という。 米国の物理学者フリーマン・ダイソンが考案した。 当然、まだ、ダイソン球殻は実現していない。 これは、太陽に限らず他の恒星であっても同様である。