旧市街は、一時間もあれば一通り回れる大きさです。 サラエヴォと言えば、ボスニア紛争がまず頭に浮かぶ方も多いでしょう。 内紛は1992年~95年に起こりました。 ほんの16年前に戦争が終わったばかりです。 11年前、クロアチアに行った時も戦禍を感じましたが、サラエヴォもまだ崩壊した建物や弾痕の残る建物が残っています。 こんな小さな弾で一体何をしようとしたのでしょう・・・。 そう、領土が欲しいという戦争ではなく、民族浄化。 自分とは違う民族を虐殺したのです。 ドイツのユダヤ人虐殺は有名ですが、ボスニアでもセルビア人とムスリム人がお互いを殺し合いました。 街を歩いていると、ちょっと唐突に市場がありました。 生活用品から野菜まで、たくさんの物が売られていました。 よく食べる大きなパプリカも鮮やか。 こんな活気のある市場でも、実は94年に迫撃砲が撃ち込まれ、市民68人が亡くなった場所だとか。 後でガ