テレワークの基本ツールのひとつが、法人向けのグループウェア。グーグルはGmailをはじめ様々なツールを無料提供しているが、中でも有料のグループウェアが「G Suite(ジー・スイート)」だ。2019年末の段階で月間アクティブユーザー数が20億人を越えていたが、テレワーク導入の流れで、さらに採用する企業が相次いでいるという。 グループウェアとは、組織の基盤となる情報共有やコミュニケーションを支えるためのソフトウェア。要はビジネスチャットやWeb会議、オンラインストレージといった便利ツールがパッケージになった、法人向けの有料プランだ。 G Suite人気の理由のひとつとして挙げられるのが、Gmailアカウントの圧倒的な数の多さだ。グループウェア導入に伴う主な課題は、社員がなかなか使いこなせないこと。しかし普段からGmailや連携機能を使いこなしている社員であれば、G Suiteにもすんなり対応