本橋信宏によるノンフィクション「全裸監督 村西とおる伝」を実写ドラマ化する本作。バブル時代に“AVの帝王”と称され、前科7犯、借金50億、米国司法当局から懲役370年を求刑された村西を中心に、創世期のアダルトビデオ業界とそこに生きる人々の姿が実際のエピソードを交えながら描かれる。山田が村西を演じ、「銃」「百円の恋」の武正晴が総監督を務める。 俳優のほか、近年はプロデューサーとしても活動する山田。たびたび監督はしないのかという質問を受けたと明かし「僕の答えは毎回決まって『撮りたいと思うものがあったら撮りますよ』と答えてきた。そして、ようやくナイスな答えを見つけました。山田孝之AV監督になります。AVの帝王になります。質問は受け付けません」と語る。「危うい悪魔的な作劇の企てに魅力を感じた」と語る武は「現在の日本を代表する俳優陣とスタッフ達と共に、狂乱の時代を駆け巡ったエロゴト師達の人間讃歌を世