ブックマーク / wedge.ismedia.jp (2)

  • 「運動」への不信はなぜ増幅したのか

    富永:なるほど……私はもうちょっと軽くとらえてしまっていて、初期はデモなど可視化されやすいものが盛り上がり、その後もう少し見えにくい、原発労働者支援や復興支援に細分化していくから、結果として声の大きい人たちだけが目立って批判されてしまっているのかと思っていましたが、もっと明確に、原発事故後の問題をきっかけに社会運動全般を嫌う層が生まれてしまっている、ということですか。 五十嵐:ネット上で福島を応援しようという人には、左派嫌い、運動嫌いがやはり目立つ気はしますね。それは事故直後の「葬式デモ」のようなエクストリームな表現や、健康影響に関してのデマとされるものがいまだに発信され続けていることが大きな原因であることは間違いないのですが。そうしたネット上の論調では、「自民が圧勝するのも、左派がいまだにデマに親和的で福島県民が受けている差別に冷たいからだ」と見る向きも少なくありませんが、富永さんはそう

    「運動」への不信はなぜ増幅したのか
  • 日本を「仮想敵国」とする韓国海軍の空母導入計画

    今年の漢字に「北」が選ばれた2017年の暮れ、防衛省が海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」を、F−35B戦闘機が離発艦できる「空母」に改修することを検討していると報じられた。報道によれば、海上自衛隊の“空母保有計画”は、尖閣諸島をはじめとした南西諸島の防衛を目的としており、有事の際、中国軍の弾道ミサイル攻撃により緒戦で滑走路が破壊される恐れがあるため、移動可能なプロットフォームを洋上に確保することが狙いであるという。 筆者はこの報道に接し、「いずも」が就役した2012年に、海上自衛隊の艦艇導入計画を担当する関係者が、「将来的には、『いずも』をVSTOL(垂直・短距離離陸)機搭載の“軽空母”に改修する」と、オフレコで明かしたことを思い出した。 「空母保有は、海上自衛隊の悲願。輸送艦『おおすみ』型、ヘリ搭載護衛艦『ひゅうが』型と、全通甲板の艦艇を建造して実績を積み上げてきた。そこに満載排水量2万ト

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