月刊The Liberty(2015年6月号)に『釈量子の獅子奮迅(ししふんじん)ー世の中は変えられる!』の連載記事特別編が掲載されました。今月号では「「祖国への愛」のために戦った祖先の足跡 – パラオ・ペリリュー島 ルポ」と題して、ご紹介いたします。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 4月9日、天皇、皇后両陛下がパラオ共和国・ペリリュー島を訪問されました。70年前の1944年9月、日米で死闘が繰り広げられたこの島で、日本兵1万人はほぼ玉砕。米軍もほぼ同数の死傷者を出したとされます。島内には今も2600柱に及ぶ日本人の遺骨が眠っているとされ、両陛下は日米双方の記念碑に祈りを捧げられました。 3月末、私もこの島に行ってまいりました。両陛下を迎えるため、島の各所で道路舗装の突貫工事が行われていましたが、それ以外は、人口500人の島は、波の音と鳥の声ばかりの、驚くほど静かな