新たな年が始まりました。 今年もこのブログに、労務や社会保険などについて目に留まったことを、「ときどき」書いていこうと思います。 このブログをご覧くださっている皆様には、心より御礼申し上げます。 いろいろと騒がしい世の中ですが、今年が良い年になりますようお祈りいたします。 今回は「同一労働同一賃金」について、昨年末、少し動きがあったので、それについて書きます。 安倍総理が、平成28年の当初から「一億総活躍国民会議」や「働き方改革実現推進会議」や国会などで度々発言していた「同一労働同一賃金」のガイドライン案が、平成28年12月20日、政府から公表されました。 これは「正規雇用労働者(正社員、無期雇用フルタイム労働者)」と「非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)」の不合理な待遇差を無くし、 日本から「非正規雇用」という言葉を一掃することを目指すために出されたもので、