記憶装置のフォーマットには、物理フォーマットと論理フォーマットがあります。 それぞれ、フォーマットする対象が違います。 物理フォーマットは記憶媒体が対象であり、 論理フォーマットはファイルシステムが対象です。 物理フォーマットとは何か 物理フォーマットとは、記憶媒体を記憶媒体として使うための作業です。 何の秩序もない生の記憶媒体に、 データを書き込むうえでの土台を作る作業が物理フォーマットです。 具体的には、記憶装置の領域の最小単位であるセクタを定義します。 物理フォーマットで決められたセクタに則って、以後、記憶装置内のデータを管理します。 記憶装置のデータの読み出し/書き込みは、すべてセクタ単位で行われます。 物理フォーマットが行なわれていない記憶装置は、記憶装置ではありません。 少なくとも、ソフトウェア的には。 昔は、物理フォーマットが今よりも一般的でした。 たとえば、フロッピーディス
物理フォーマットについては、Windows標準の機能では行うことができません。 専用のツールを使う必要があります。 Windowsが行うフォーマットは、基本的に論理フォーマットです。 Windowsが物理フォーマットをする必要がないからです。 物理フォーマットとは 物理フォーマットは、白紙のノートにマス目を書く作業によくたとえられます。 ディスク上のトラック、セクタを決め、読み書きできるような状態にします。 実は、最近のハードディスクでは、厳密な意味での物理フォーマットはできません。 というか、できなくなりました。 高密度、大容量化した最近のハードディスクは、ユーザー側で物理フォーマットを行うことができません。 ハードディスクの物理フォーマットは、生産工程で行われています。 ユーザー側で、特に何かする必要はありません。 物理フォーマットをする必要がないのです。 物理フォーマットが必要な理由
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "マスターブートレコード" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2024年7月) マスターブートレコード(英: Master Boot Record、略称MBR)とは、PC/AT互換機において、単数または複数のパーティションに分けられたディスク[注釈 1]のパーティション外に存在する先頭セクタであり、ブートセクタの一種である。コンピュータの起動に必要なプログラムや情報を記録した小さな領域であり、起動時の処理過程(ブートプロセス)で最初に読み込まれる[1]。 PC/AT互換機では、BIOSはセクタ長が512バイトで先頭1セクタの
電脳昔話・2 第三勢力:ほらふきクラブ WindowsXP/2000用のHDDユーティリティの作り方について書く。 おそらく甲州画報を読んでいるほとんどの人にはなんのメリットも興味も無いだろうが、穴埋め記事なので一回ほどは容赦して欲しい。 まずWindows環境からHDDにセクタ単位でアクセスする必要がある。MS-DOSやWindows95/98/meならばDISK BIOSを呼び出すことで、WindowsXP/2000の場合にはCreateFile()で物理ドライブをオープンすることでアクセスを行なう。 で、物理ドライブのオープン処理は、たとえば次のようになる。 HANDLE OpenDevice(int DevNum) { HANDLE hDrive; CHAR szDevName[32]; wsprintf(szDevName,"\\\\.\\PhysicalDriv
戻る WindowsNTでデバイスを操作するのは,デバイスドライバを作成する必要があり 大変難しいとされています.しかし,標準でサポートされている基本的なデバイスに 関しては,通常のアプリケーションで操作できるものも多くあります. ハードディスクやフロッピーディスクも標準でサポートされているデバイスの1つ ですが,普通のアプリケーションはファイルのオープン・クローズで簡単に操作する ことができます.ディスクに記録されている情報のうち,ファイルシステムの管理は OSが行っていますが,それらの情報を直接操作する必要があるときにはもう少し低水準 のインターフェースが必要になります. ここでは,WindowsNTで低水準のI/O操作を行う方法について考えてみます. 5-1 Windows95の32ビットアプリケーションで低水準のI/O操作を行うには Windows95/98 の基盤部分はMS-DO
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く