北京政府時代の国旗 1912年に中華民国臨時政府が成立した際に主張した領土1166萬平方公里 北京政府とは、1913年から1928年まで北京に存在した中華民国の正統な政府である。北洋軍閥政府ともいう。 1911年の武昌起義に始まる辛亥革命の中、1912年1月1日に中華民国臨時政府が南京において成立した(なお、国号については黄遵憲の「華夏」、劉師培の「大夏」、梁啓超の「中国」の他に「支那」や「大中華帝国」という提案もあったが、最終的には章炳麟の「中華民国」が採用された)。この時点では未だ北京に清朝が存続しており、中国を代表する政府が南北に並存する状況にあった。しかし、同年2月12日に清の宣統帝(愛新覚羅溥儀)が退位したことにより、中華民国が中国を代表する国家となった。 1912年の中華民国内閣初組閣時の記念写真 後列左より、農林総長宋教仁・交通総長施肇基・陸軍総長段祺瑞・司法総長王寵恵・翰長