2004/03/07 ソフトウェアのパフォーマンスを向上させるための手順は、次の通りです。最初に測定。ソフトウェアの様々な処理の時間を計測します。 次に解析。測定結果を用いてボトルネックがどこにあるのかを明確にします。 最後に対策。ボトルネックをなんらかの方法(アルゴリズム改善、最適化、etc)で解消します。 肝心なのはこの手順通りに行うと言うことです。最初にアルゴリズム改善や最適化を行ってはなりません。 ついつい改善しやすそうなところを改善してしまうというのは良く分かりますが、改善を行うのはそこを改善すれば効果があると解明してからです。 なんてえらそーに言ってみました。 MSXMLのパフォーマンス問題 今回は、MSXML3.0が、ある状況でパフォーマンスが劇的に悪化するため、それを回避するにはどうしたら良いか、というお話です。 結論から言うと、ある状況というのは、一つの要素が多数(数千個