14日に新装オープンする鳥取県境港市の観光地・水木しげるロードは、夜になると妖怪ブロンズ像に照明が当たり、歩道に影絵が浮かび上がる「妖怪たちと出会うナイトミュージアム」に生まれ変わる。10日、照明演出が事前公開され、車両の通行が規制される中、多くの市民らが午後8時から2時間限定の夜歩きをひとあし先に楽しんだ。 市によると、照明は夜の集客対策として全長約800メートルに計416基を設置。全177体の妖怪像のうち170体の1体ずつに様々な角度から照明を当てる。JR境港駅前の公園にある残りの7体は来年度に当てる計画という。 石畳風の歩道や車道に浮かび上がった影絵(直径2~6メートル)は鬼太郎や一反木綿、ぬりかべなどのキャラクターと文字など計55種類。センサーが音に反応して影絵が登場する場所では子どもらが手をたたいたり、妖怪の名前を呼んだりして反応を楽しんでいた。 これらの「妖怪たちが活動す…