小学校の給食センターから長靴を盗んだとして、竹の塚署は東京都足立区中央本町4丁目、無職神尾寛幸容疑者(53)を窃盗と建造物侵入の疑いで再逮捕し、14日発表した。調べに神尾容疑者は「働く人が履いた長靴のにおいをかぎたかった」と供述しているという。署は容疑者宅で長靴271足を押収した。 署によると、神尾容疑者は昨年10月24日夕、区立小学校に侵入し、給食センターの外にあった白色の長靴2足(2千円相当)を盗んだ疑いがある。 神尾容疑者は、区内の会社から長靴2足を盗んだとする窃盗などの疑いで3月15日に緊急逮捕された。容疑者宅から見つかった長靴はすべて白色で、「白しか盗まない」と説明。一方、盗んだ長靴を352足とメモしており、確認できない81足については「においがしなくなったので捨てた」と話しているという。