映像関係は凄まじいまでの勢いでハイビジョン化が進行しており、テレビ、そしてビデオカメラのラインアップもすごいことになりつつある。その陰に見え隠れしながら、ハイエンド・オーディオ市場も盛り上がってきている。 ハイエンドとは言い過ぎかもしれないが、ちゃんとした音が出る、ある程度の金額のものに対して、ユーザーがお金を払うようになってきているというのは、紛れもない事実である。 ハイビジョンがこれほどまでに来る直前までは、iPodを初めとするデジタルオーディオとライフスタイルの革命期であったわけだ。そこから尾を引き高音質方向へ注目が集まるのも、自然の流れであろう。つまり今のオーディオ市場の隆盛は、ハイビジョンに牽引されたホームシアターに向いたオーディオではなく、純粋に音楽を楽しむという独立した動きであると言える。 先日にはオーディオマニア厳禁の体験イベント「MY-MUSICSTYLE」(関連記事)も