漫才頂上決戦「M-1グランプリ」。 2001年の開始以来、この賞レースに人生を左右された芸人は数知れない。チャンピオンという肩書を手にして売れっ子にのしあがっていく者、2位に甘んじながらもその後大きく開花する者、ファイナリストとなるもやがて解散の道を選ぶ者……悲喜が交錯する決勝のとき、その場に立つ芸人はいったい何を食べ、何を考えているのだろうか。 不安と緊張、そして終わったときにはとてつもない解放感が訪れるであろう数日間に食べたものの記憶は、M-1というドラマチックすぎる出来事と分かちがたく結びついているはずだ。 ・・・ 短期集中連載でお届けする本企画、第二弾はタイムマシーン3号さん。 www.ohtapro.co.jp 当時若手の登竜門だった『爆笑オンエアバトル』(NHK)で十分な結果を残していた彼らが、初めてM-1の決勝に進出したのは2005年。関さんの体型を活かした“デブネタ”で挑む
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