リモート・デスクトップ接続時に解像度を下げておく、という手段もある。ローカルの画面が1280×1024ドットの場合、リモート・デスクトップは800×600ドットで表示する、といった具合だ。しかし、接続後にさらにウィンドウを縮小すると、やはりスクロール・バーが表示されてしまうし、800×600ドット以上に拡大することもできない。 このような場合、リモート・デスクトップをウィンドウ・サイズに合わせて縮小して表示されるように設定するという解決策がある。表示内容が縮小されるので、文字などが小さくなり、若干見にくくなるが、スクロール・バーを操作することなくデスクトップ全体を見渡せるほか、リモート・デスクトップのウィンドウをより自由に配置しやすくなるので便利だ。 特定のリモート・コンピュータに接続するときに縮小表示する方法は、TIPS「リモート・デスクトップ接続の画面を縮小表示させる」で紹介している。