久しぶりに走った林道沿いに、いままであまり見かけたことがない、ジキタリスの花が咲いていました。周辺は落ち葉やシダ類などしか生えていない山路に、場違いな派手なピンクの花なので、異様に感じました。 ジキタリスは、ヨーロッパから西アジアなどが原産の栽培用草花ですが、誰かが種を蒔いたのでしょうか。有毒植物なので、鹿などに食べられることなく、元気に育っています。むしろ、競合する植物を、鹿が食べてくれるので、好都合のようです。 花は、ホタルブクロのような形で、直径が2cmくらい、長さは4cmくらいでしょうか。長く伸びた茎や分かれした枝にそって穂状に花がつき、下から順に咲いています。 花の後には、実がつき、花の上にはツボミがついています。花期は5~7月なので、長く咲き続けているようです。 また、花の内側には、たくさんの斑点がついていますが、小さな虫もはいっているようです。
![山道で咲くジキタリス(別名:キツネノテブクロ)のピンクの花](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8b9dae0676195e92714485c4582251c98a8774ff/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fyamaiki.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F06%2F4139af5ea2dceefe6549f25644caa233.jpg)