皆様こんにちは。お初にお目にかかります、長井ずみと申します。マグロ・カツオの缶詰「ツナ缶」が好きで、国産品を中心に全国各地のツナ缶を集め、それを実食したレビューをブログで公開しています。これまでに160種類あまりのツナ缶を食べてきました。 学生時代に、ふと素朴な興味から数社のツナ缶を食べ比べ、ツナ缶の味と価格を学びました。そのあと就職で静岡に引っ越し、たまたま訪れたJR由比駅(桜えびが有名)の特産品ショーケースで 「ツナ缶ってこんなにあるんだ……」 と沼の淵に触れ、その後はもう転げ落ちるように国産のツナ缶を集め始めました。そして食べ比べてみると、各社さまざまな個性を持ったツナ缶を作っていて、メーカーや魚の種類、身のほぐし方の違いでここまで変わるということに衝撃を受けたのです。 JR由比駅の特産品ショーケース。すべての元凶。由比にはあのいなば食品の工場があり、上から3段目右と最下段左にツナ缶
味噌も、醤油も、めんつゆも。調味料は人類のレガシーです 調味料って、昔の人が試行錯誤してつくってきたものを、人類が数百年とか千年以上かけて練り上げてきたわけで。 その結果、現代人の我々は簡単に利用できているんですよね。 もちろんラー油もそうです。 今回は、「自家製ラー油」を作りましょう。 先人たちの積み上げてきた数百年か数千年かの試行錯誤の上澄みを、小一時間で教えていただけると。そう考えると、お得感ハンパねーです。 教えてくれるのは、おなじみ、四川料理の達人・人長良次(ひとおさ よしつぐ)さん。 ribayonattack.com 人長:本場でもわりとイイカゲンな感じで作ってるんで、気楽にやってみましょう。 ──動画とかで向こうのおじいちゃん料理人の手つきを見ると、わりとイイカゲンな感じですよね。 人長:今回はラー油を500ml作るんですけど、家庭だとちょっと多いかなと思ったんですね。材料
最近、料理に関してひとつアップデートすることができた。 それは、「ホウレン草はゆでたあと冷蔵庫で保存するとき、ギュッとしぼらない」ということ。 ずーっと私は、ギュウギュウにしぼっていた。それこそもう、親のかたきのように。水気が多いと傷みやすいと思っていたから。 それは違うよ、と教えてくれたのは料理研究家の瀬尾幸子(せおゆきこ)さんだった。 瀬尾さん(以下敬称略):ぎゅうぎゅうしぼらないほうが長持ちするんです。そして食感も悪くなる。ホウレン草って葉のぬめり感がおいしいのに、きつくしぼるとそれがなくなっちゃう。保存するときは、ゆるゆるしぼるんです。「生まれたての赤ちゃんの手を握るぐらい」の力加減で。ゆでたあと冷凍するなら、びしゃびしゃのままでいい。 ──これって、青菜全般でそうなんですか? 瀬尾:小松菜でも三つ葉でもそうです。しぼると葉の細胞が壊れて、食感が失われてしまう。そこから傷みやすくも
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