『デュラララ!!』第9話「依依恋恋」で気になったことのメモ。急いで書いたので、あとで書き足すかも。 愛と赤 『デュラララ!!』第9話「依依恋恋」の首尾、冒頭と結尾は照応しているように思える。Aパートの冒頭。信号機が映し出され、黄信号から赤信号へと信号は変わる。Bパートの結尾。矢霧波江と首に傷のある女の「あなたを愛してる」というヴォイスオーヴァーと共に、赤い色をした満月が捉えられる。赤い色の円環で(信号機の丸と月の丸)で物語は始まり、そして締め括られる。 物語の始まりと終わりを占拠する「赤」という色彩は、矢霧波江と首に傷のある女の「あなたを愛してる」というヴォイスオーヴァーと共に赤い月が映し出されたことが示すように、偏執的な愛(狂的な愛)の象徴として、「赤」の色彩(または、朱、茜色)は使用されているように思える。 第9話において、「愛」=「赤」として機能しているのではないのか。 画面に映し出