ニューヨーク(CNN Business) 配車大手の米ウーバーや自動車大手フィアット・クライスラーが、自分たちの製品やサービスの不使用を促す異例の広告を展開している。 ウーバーは60秒のテレビCMの中で、自宅で過ごす人たちの様子を映し出し、「自宅にとどまりましょう。それができない人のために」「ウーバーに乗らないでくれてありがとう」というメッセージを流した。 このCMについて米ペンシルベニア大学のジョセフ・トゥロウ氏は、国家の非常時に歩調を合わせたCMを企業が流すのは珍しいことではないとしながらも、ウーバーの広告は、実際にサービスを使わないよう促しているという点で特徴的だと解説する。 ウーバーについては、乗客を乗せることで運転手が危険にさらされる恐れもあると指摘されていた。 ウーバーの幹部によると、このCMは2週間放送して外出しないことの大切さを訴える予定。「今は動かないでいることが、命を救